もともと沖縄が、 貿易国「琉球王国」として栄えていたことは
よく知られています。
15世紀(室町時代)にはすでに、東南アジアの中心に位置する
その地理的条件を活かして、大陸やアジア諸国と盛んに交易し、
中継貿易の拠点として繁栄していました。

 

そんな中、シャム(現在のタイ)から南蛮甕に詰められた
蒸留酒を輸入したことがきっかけとなり、
そこで蒸留の技術が伝わりました。
15世紀半ばには、すでに泡盛の原型といえる酒が
沖縄でつくられていたといいます。
そして、南蛮甕も泡盛の貯蔵や熟成に欠かせないものとして、
その技術が継承されていったのです。

約600年という歴史のなかで、
泡盛づくり、酒器づくりもまた
それぞれの時代に応じて進歩してきました。

「主窯(ぬーしがま)」はもう一度その原点に立ち戻り、
作品づくりを行いたいと考えました。

純粋に沖縄の土にこだわり、
現在の沖縄県内ではあまり類を見ない
高温、長時間の焼成を行っています。
その結果、しっかりと焼締まった、
泡盛の熟成にふさわしい上質の酒器を生み出しています。

 

いっぽん一本人の手を使い、薪で火をくべる「登り窯」は、
電気窯やガス窯に比べてはるかに時間と手間がかかります。
しかしそういった、いわば自然との闘いのなかから生まれる作品は、
電気やガスとは比べものにならないほど表情豊かなものとなります。
そして土の芯までしっかり焼き上がり、
酒甕により高い質を与えてくれるのです。

これは、「主窯(ぬーしがま)」の誇りであり、
そして今後も決してゆずることのないこだわりです。


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